２００７年正月のディスプレー

クリスマスが過ぎると、翌日からお正月モードに切り替えです。 とてもあわただしいこの時期に、ディスプレーを作りかえるのは、ひと仕事です。 さて、毎年のお正月定番デザインにも飽きてきたので、ちょっと違った切り口のディスプレー試みました。 なんとなく「和風モダン」を意識しました。
	全体の雰囲気を決めるのは、やはり「色」です。 「赤・緑・白」だとクリスマスのイメージになるように、お正月をイメージさせる色もあります。 「緋色」の幕、松の「緑」、おめでたい「金」・・・それらに加えて、日本の伝統的な色を加えて、和風を演出してみました。 選んだ色は、タペストリーの色順に・・
「刈安色」・薄い緑みの黄 「青磁色」・柔らかい青みの緑 「新橋色」・明るい緑みの青 「古代紫」・くすんだ紫 「紅梅色」・柔らかい赤 日本の古い色彩は、植物染料由来の、くすんだ色が多いようです。 「新橋色」なんて、おもしろい名前ですね。 昔、新橋の芸者さんの間で流行った色なんですって。 この布は、友人の「はぎれの店」さんにご協力いただきました。
	ユニークなカタチの松は、大王松（だいおうしょう）というそうです。 松の中ではもっとも葉が長い種類。 花言葉は不老長寿。 お正月にぴったりの植物です。 ディスプレーが終わったら、モダンな鉢に植えて、大事に育てます。 このディスプレーも松の内まで。 ２週くらいで冬のディスプレーに入れ替えです。 さて、次は何にしようかな。 何か良いアイデア、ありませんか？
過去のディスプレーはこちらから。
２００６年夏のディスプレー 　　　２００６年秋のディスプレー 　　　２００６年クリスマスディスプレー

　ＢＡＣＫ　

　ＨＯＭＥ